とある図書館司書見習いのブログ

図書館情報学や図書館のあれこれについて語る。

図書館で働いていてドキッとなる瞬間

僕は人に注意したりとか怒ったりとかしたことがない・できないタイプで、図書館で働いていると利用者に注意をしなければいけない時があるのですが、そういうことがとても怖くて不安に感じます。

 

子供の頃から誰かに注意したり、怒ったりした経験がないので、とても苦手なのです。

 

ですが、図書館で働いているとそういった恐怖や不安を我慢して注意しにいかなければいけないときがあります。

 

よくあるものとしては利用者の人が大きな声で談笑しているときです。僕の経験上ですと、これは小中高生に多いという印象があります。特に友だちと一緒に自習をしにきている子に多いような気がします。

 

それともう一つは携帯電話がかかってきたら出てしまう人です。

すぐに図書館から出ていったり、切ってくださる方もいるのですが、そんなことお構いなしに通話をする人がいます...。

これは話を遮って止めにいかなければいけないので、特に緊張します。

 

図書館の仕事にはこういったことも含まれるのだなと働いてみて感じました。

正直なところこういった館内秩序の維持?というのでしょうか、そのための注意が地味にストレスになったりします。 

 

めちゃくちゃ嫌だなという気持ちを我慢して行かなければいけないので。

 

本当に携帯の音が聞こえてきた時はものすごい複雑な気持ちになっている気がします。(すぐ切ってくれるかな?外で通話してくれるかな?という期待もありつつ...)

お腹もたぶん痛くなってますね。。

 

あ、後、携帯電話の写真撮影の音が鳴ったときもです。それも注意しにいかなくてはなりません。(あっどこからかシャッター音がする...館内での写真撮影は駄目だよ...せめて無音アプリで...とか思ってはいけないようなことも思ってしまいます)

 

 

 

図書館ではやりがいがあって成長に繋がるような楽しい仕事もたくさんあるのですが、こういった仕事も図書館の仕事の一つです。

 

談笑や通話よりレベルの高いものとしてはイヤホンの音漏れがあります。

イヤホンをしているので相手に声が届きづらいというのが結構大きな壁だったりしますね。。。(辛いです。)

 

いづれ利用者への注意も慣れてくるのかもしれないと思っていたのですが、全然慣れないですね。こちらが注意した結果、相手が逆上したり、トラブルになったりすることもありますし。

 

図書館を利用者してくださる人皆がルールやマナーを守ってくだされば、こちらもとても気持ち穏やかに働くことができるのですが、館内を資料の配架や巡視で見廻ることになった時はこうした不安や恐怖は常につきまとっています。

 

もちろん図書館におけるルールを知らない方もいるので啓発という意味でも僕たち図書館員の注意は必要不可欠なことなんだと思います。

(それでも胃が痛いのは辛いですが)