とある図書館司書見習いのブログ

図書館情報学や図書館のあれこれについて語る。

図書館員はつらいよ

図書館員になってびっくりすることの一つに他のサービス業とおそらく同様で(例えばコンビニのような接客業や飲食業)、基本的にお客様は神様なんです。

ですのでこちらはお客様に対して神対応を要求されます。図書館員になる前はそのような接客能力を身につける必要があるとは思いもよりませんでした。

(そもそも図書館を利用する人たちは私たちにとってお客様なのか?問題もあり...)

神対応というのは言い過ぎたかと思います。基本的に対応方法に関しては他のサービス業とほぼ同じかと思いますし。
そこはむしろ自分の図書館に対する認識が甘かったなと正直感じています。

状況に応じて使う言葉を選ばなければいけなかったり、使ってはいけないワードがあったりと様々ですが(後のクレームにつながらないように等理由はいろいろあります。)、最初は覚えとくようにと言われつつ、それって図書館のお仕事と直接関係あるの?などと若い頃はよく感じたものです。

図書館という場所に理想を抱きすぎていたところはあるんだと思います。
図書館で働きたいと思っておられる方は図書館も接客業だということ、図書館を利用する人はいろんな人がいるということを頭に入れておいた方が良いかと思います。
どんなサービス業にもあることだと思いますが、クレーム対応なんかも日常的にあります故...。

不条理なこともたくさんあり、頭に血がのぼる瞬間も時にあるかと思いますが、そこは本当に自分を抑えて対応していかなければなりません。