とある図書館司書見習いのブログ

図書館情報学や図書館のあれこれについて語る。

最寄りの図書館に行って読みたい本がなかった時。

みなさんこんばんは、ロコ茶です。

今日は最寄りの図書館に行って読みたい本が全然見つからなかった時、それで諦めてしまって帰っちゃゃう人に向けて

そこで諦めるのはまだ早い!ってことをお伝えしたいと思います。

 

(これは最寄りの図書館がすごく小さな図書館であったとしてもです。)

 

図書館に並ぶ本というのは1つのルールに従って並べられており、図書館員なんかはそのルールがあるおかげで見つけたい本を比較的早く探し出すことが可能なのですが(ルールについてしっかりと勉強しますので)、そのルールを把握していない利用者の方はそうでないことも多いと思います。

案内地図なんかもありますが、それでも特定の本を見つけたい時なんかには苦戦してしまうかと思います。

それと本の検索ができるPCもありますが、それでもやっぱりその本のある場所がわからないという時はカウンターで司書さんに聞くのが吉です。

 

今は一冊一冊の本の情報もコンピュータで管理されており、場所の位置だけでなく、貸出中かそうでないかもすぐにわかるようになっていますからね。

 

司書さんは図書館内の本の並ベ方について把握しておりますゆえ、すぐにどこにあるか教えてくれるかと思います。

(しかし他の方が館内で読んでいたり、あやまって別の棚に本が置かれていることもあるので残念な思いをさせてしまうこともありますが...)

 

それともう1つ、

探していた本が貸出中であったり、そこの図書館にない場合でも時間はかかってしまいますが、借りることが可能です。

 

 

☆図書館には本の予約とリクエストのサービスがある。

例1)本の予約をすることで探していた本が貸出中であってもその本が返却され次第借りることが可能です。(ただし他の人も予約していたら順番待ちになります。)

例2)最寄りの図書館にない本でも他の図書館から取寄せして借りることができるかもしれません(これは無理な場合もある。無料で借りられる時とお金が必要な場合もある。)

 

例3)本のリクエストというサービスで図書館に依頼すればその図書館にない本でも購入を検討してくれることがある。

 

ってな感じで最寄りの図書館にて探してる本が見つからなかった時は司書さんに一度相談してみるといいと思います。こちらとしては本当気軽に聞いてくださいという感じですので。それも司書の役割の1つですからね。

 

他の図書館からの取寄に関してはお金かかるの?と心配される方もいるとは思いますが基本的には無料です。(その辺は相談した時に聞くのがベストです)

 

今現在、公共図書館では相互貸借といって、自館の図書館にない本を図書館同士で提供し合うサービスが進んでおり、当たり前のように行われている仕事の1つです。

このサービスを利用して本を借りて帰られる方も非常に多いので是非是非知らない人は一度利用してみてはいかがと思います。