とある図書館司書見習いのブログ

図書館情報学や図書館のあれこれについて語る。

図書館員も意外と重労働あります。

図書館には膨大な量の資料がありまして、たとえそれが小さな図書館であったとしても一般家庭とは桁違いの量の資料を扱っておりますのです。

 

自分の家に本がたくさん置いてあるならわかってくださると思うのですが、お家の本を整理したり違う部屋に移動させたりあるいは処分するために運んだりするのって結構大変ですよね。

 

そういった一連の作業が基本的に毎日ありまして(処分は別ですが)、本の整理や本の移動は結構体力のいる仕事なのです。

 

特に大変なのは図書館がお休みの日です。お休みの次の日というのはたいてい図書返却用のポストの中というのが物凄いことになります。(まぁ図書館が閉まっているので仕方ないことですが)

 

 

そういった返却ポストに返された膨大な量の本を回収し、返却作業をしていくのは単純な作業ではありますが意外と体力のいる仕事の1つです。

 

図書館では雑誌なんかも借りることができますのでわりかし重たい本も中にはありますからね。

 

そして返却作業を終えた本を一冊一冊棚に戻していかなくてはなりません。また図書館の本というのは並べ方が決まっておりますので、正しい並べ方に従って本を棚に並べていかなくてはいけません。

 

図書館に返ってきた本を棚に戻していくのも結構大変な作業の1つです。

 

ただまぁこんな意外と体力のいる仕事をしていると思いの外体力がついてくるので、それはこの仕事をやっていてよかったなと思うことでもあります。

 

図書館にも1日にやるべき様々な仕事というのがありますので、いつまでも返ってきた本を棚に戻す作業に時間を費やしている余裕はありません。

ですのでゆっくり作業している余裕がないので、その分また体力もつきますし、集中力が磨かれたり効率的な作業の仕方を考えるようにもなります。

 

 

図書館で働きたいと思っておられる方はそれなりに体力が必要になってくることもあるので心構えが必要かもしれません。(配属される部署にもよるかと思いますが。)

 

働きたい図書館を選択できればいいのですけどね。それだと図書館を何度か利用者目線で観察してから館内にいる図書館員さんの雰囲気を掴んで働くことができますし。

だけど事実上選択できる状況ではないですよね...。図書館員を募集している都道府県や市町村は現状かなり少なく、またかなり少ないからこそだと思いますが、募集が出た時の競争率も激しいです。