とある図書館司書見習いのブログ

図書館情報学や図書館のあれこれについて語る。

大人になると食べられるようになる食べ物について

子どもの時は苦手だった食べ物が大人になったらいつのまにか食べられるようになってたってことたまにありませんか?

 

僕は大人になってからこの現象によく出会っていまして、苦手だったのにむしろ大好きになっていたり、何とも思わず食べられるようになってたり。

 

それも歳をとるということなのかなとなんとなく感じております(老い)

 

例えば僕は子供の頃、海鮮系のものに関して嫌いではないけど食べたいと思うほどおいしいとは感じていなかったのですが、大人になってからというもの刺身や寿司を美味しく感じるようになり、たまに買って帰ったり、寿司屋に行って食べたりするようになりました。

 

後はあんこも子供の時はどうしてもあの食感に耐えられず食べられなかったのですが、大人になるとむしろそれが好きになり、よく食べるようになってたり。

 

飲み物だと抹茶やコーヒーも苦手だったのですが、年をとるにつれその苦さがむしろ心地よく好きなものに変わっていきました。

 

 

ビールなんかもそうですね。成人してはじめて飲んだ時はもう一生好んで飲むことないだろうなと思っていたのに、今や飲み屋に行った時の一杯はビールって感じになっています笑

 

 

好きな食べ物嫌いな食べ物も変化して行くだなあって思いました。

嫌いだった食べ物でもその時の状況やその食べ物との出会い方によって、嫌いだったものをあらためて食べてみたいなって思えるようになったり、んでそんな時に食べてみると案外美味しいじゃん!って思えたり。

 

好きなもの嫌いなものがいろいろなことを経験したり、新しく出会ったりすることで変わっていくように好きな食べ物嫌いな食べ物というのもずっと同じだとは限らないのだなと思います。

 

後は個人的に思うのは老いもあるんだなと思います。子どものときは成長していきますが、大人になると基本的には後退が進んでいくと思いますので、

食べ物に対する味への感じ方も後退が進んでいるため、味覚音痴にどんどんなっていってるのではないか?といいますか、味に対しての感性(?)が薄れていってるんじゃないかと。

 

なので苦手だったものも意外と抵抗なく食べれるようになってるのではないかなぁと思ったりするのです。

 

 

図書館員も意外と重労働あります。

図書館には膨大な量の資料がありまして、たとえそれが小さな図書館であったとしても一般家庭とは桁違いの量の資料を扱っておりますのです。

 

自分の家に本がたくさん置いてあるならわかってくださると思うのですが、お家の本を整理したり違う部屋に移動させたりあるいは処分するために運んだりするのって結構大変ですよね。

 

そういった一連の作業が基本的に毎日ありまして(処分は別ですが)、本の整理や本の移動は結構体力のいる仕事なのです。

 

特に大変なのは図書館がお休みの日です。お休みの次の日というのはたいてい図書返却用のポストの中というのが物凄いことになります。(まぁ図書館が閉まっているので仕方ないことですが)

 

 

そういった返却ポストに返された膨大な量の本を回収し、返却作業をしていくのは単純な作業ではありますが意外と体力のいる仕事の1つです。

 

図書館では雑誌なんかも借りることができますのでわりかし重たい本も中にはありますからね。

 

そして返却作業を終えた本を一冊一冊棚に戻していかなくてはなりません。また図書館の本というのは並べ方が決まっておりますので、正しい並べ方に従って本を棚に並べていかなくてはいけません。

 

図書館に返ってきた本を棚に戻していくのも結構大変な作業の1つです。

 

ただまぁこんな意外と体力のいる仕事をしていると思いの外体力がついてくるので、それはこの仕事をやっていてよかったなと思うことでもあります。

 

図書館にも1日にやるべき様々な仕事というのがありますので、いつまでも返ってきた本を棚に戻す作業に時間を費やしている余裕はありません。

ですのでゆっくり作業している余裕がないので、その分また体力もつきますし、集中力が磨かれたり効率的な作業の仕方を考えるようにもなります。

 

 

図書館で働きたいと思っておられる方はそれなりに体力が必要になってくることもあるので心構えが必要かもしれません。(配属される部署にもよるかと思いますが。)

 

働きたい図書館を選択できればいいのですけどね。それだと図書館を何度か利用者目線で観察してから館内にいる図書館員さんの雰囲気を掴んで働くことができますし。

だけど事実上選択できる状況ではないですよね...。図書館員を募集している都道府県や市町村は現状かなり少なく、またかなり少ないからこそだと思いますが、募集が出た時の競争率も激しいです。

 

 

 

スマホや交通系ICカードでも図書館を利用できるように...?

詳細はこちら

http://lib.city.kasama.ibaraki.jp/news/?id=13

 

笠間市立図書館では図書館カード以外にも交通系IC(SuicaPasmo)カードやスマホ(Felica対応)を図書館カードとして利用することができるみたいです。

 

公共図書館でこういった取組をはじめている図書館というのは本当に一部に限ると思いますが、とても良い取組だなと個人的には感じています。

実際に利用したことはないので想像でしか話すことができないのですが(近場の図書館が利用できるようになれば勿論利用したいです!)、図書館カード以外にもスマホや交通系ICカードを図書館カードとして使うことができるのは今の時代にあった取組だと思います。

 

図書館で日々働いていると結構あることなのですが、図書館に本を借りに来たのはいいものの肝心のカードを忘れて来られる方が意外と多いということです。

図書館カードを忘れてしまった場合も一応本を借りていただくことはできるのですが、それだけ手続きに時間がかかってしまいます。

 

それと図書館カードを財布の中にいれているため探すのに時間がかかってしまう方。これもまぁまぁありまして他のカードも混じっているのでどこに直したかわからない場合なんかは探すのに結構時間がかかってしまいます。

 

(んーでも本音は公共図書館なのでこれくらいのことには余裕を持ちたいところです...。余裕が持てないほど忙しい現状があります。経費削減というの名の人員削減です...。)

 

 

ですので普段から必ず持ち歩いているであろうスマホや通勤通学されてる人には必須であろう交通系ICカードが図書館カードとして利用できることはそういったカード忘れによる手続きにかかる時間を減らせるような気もしますので、図書館側にとっても便利だなと感じます。

 

なんらかのデメリットもやはりあるでしょうが...。

 

後、そもそも図書館カードを新たに作る必要がないので紛失なんかも減らすことができるんじゃないかと。図書館カード一つ作るにも費用がかかりますので多少の経費削減にもなりそうですしね。

 

 

今の時代は本当にいろんなカードが多くて大変ですからね...。自分の財布の中もポイントカードやら会員証が多くて笑

カードを新たに増やさなくてもいいのは助かるかと思います。

 

 

 

 

図書館員はつらいよ

図書館員になってびっくりすることの一つに他のサービス業とおそらく同様で(例えばコンビニのような接客業や飲食業)、基本的にお客様は神様なんです。

ですのでこちらはお客様に対して神対応を要求されます。図書館員になる前はそのような接客能力を身につける必要があるとは思いもよりませんでした。

(そもそも図書館を利用する人たちは私たちにとってお客様なのか?問題もあり...)

神対応というのは言い過ぎたかと思います。基本的に対応方法に関しては他のサービス業とほぼ同じかと思いますし。
そこはむしろ自分の図書館に対する認識が甘かったなと正直感じています。

状況に応じて使う言葉を選ばなければいけなかったり、使ってはいけないワードがあったりと様々ですが(後のクレームにつながらないように等理由はいろいろあります。)、最初は覚えとくようにと言われつつ、それって図書館のお仕事と直接関係あるの?などと若い頃はよく感じたものです。

図書館という場所に理想を抱きすぎていたところはあるんだと思います。
図書館で働きたいと思っておられる方は図書館も接客業だということ、図書館を利用する人はいろんな人がいるということを頭に入れておいた方が良いかと思います。
どんなサービス業にもあることだと思いますが、クレーム対応なんかも日常的にあります故...。

不条理なこともたくさんあり、頭に血がのぼる瞬間も時にあるかと思いますが、そこは本当に自分を抑えて対応していかなければなりません。

インターネットでお家にいても収入を得られたらなという思いで...

みなさんこんにちは、ロコ茶です。
私はとある図書館で図書館員として働いているものです。

今は非正規雇用という形で図書館員をやっておりまして、一応週5日のフルタイムで働いているのですが、非正規雇用のため不安定であり、収入もとても満足のいくものとはなってない状況となっております。

最近はまぁ5年以上そこで働けばだったかな?有期契約の社員から無期契約の社員になることもできるようになってはいますが...(収入が上がるわけではないのでなんとも...契約を切られる心配は減りますが)

詳細はこちら
http://www.news-postseven.com/archives/20170324_504118.html?PAGE=1#container

1ヶ月の収入に関してはかなり不満を持っており、チャレンジできる機会があれば現状よりも待遇のよい正規雇用で募集をかけているところにも挑戦しています。しかしまぁこれが正規雇用を目指す方の数と募集人員の差がすごくてかなり狭き門となっており合格するにはかなり難しい状況となっております。。

(正規雇用の方が収入もまだましというだけで決していいとは言い難いと個人的には感じています。)

とても悲しいことですが非正規ですのでバイトで週5日7時間働いた際の収入とほぼほぼ変わらない感じです...。
まぁ普通にやっていける収入にはなっているんですけれど、貯金したり、自由にお金を使う余裕というものが本当になくて、それでもっと自由にお金を使える余裕が欲しいと思いこのような形でノートに書き始めた次第です。

お小遣い稼ぎ程度では決して満足いくとは思えないので、ほんとなんの取り柄もない一般人なのですが、自分なりに一図書館員としての発信を行いつつも、何らかの収入を得られるよう頑張っていこうと考えています。

余裕ができたらしたいこととしてはまずiPhoneXが欲しいです笑

それとこれは一図書館員としての気持ちもあり、単に図書館が好きというのもありますが、全国にある図書館を巡りたいと思います。
そして一図書館員目線から感じたことを発信していければと思います。少しでも図書館を利用する方が増えればなと思っておりますゆえ...。

茨木市立中央図書館に行ってきた in大阪 (続)

こんばんは、ロコ茶です。
昨日、茨木市立中央図書館に関してある程度レポートさせていただいたのですが、もういくつか話したいことがありましたので、話の続きをさせていただきたいと思います。

茨木市立中央図書館はとても大きな館で天井も高く清潔感のあるよいところでした。
年数の経過により本棚や椅子、カウンターなど古くなってしまった図書館というのはいくつもありまして、それに比べればすごく綺麗で恐らくここ最近新しく建て替えられたのかな?という感じがしました。
座る椅子なんかもすごく綺麗でした。
検索用のコンピュータも新しそうでしたしね。

(ただ、本の消毒を行える書籍消毒機はなかったかな。これは実際置いてある図書館もありますからね。利用者からの需要がありますゆえ。)

話が逸れますが個人的には書籍消毒機の存在には賛成です。たくさんの方が利用していますからね。気にされる方の気持ちも理解できますので。

ちなみに毎日新聞で取り上げられております。
古い記事ですが笑

https://www.google.co.jp/amp/s/mainichi.jp/articles/20161012/k00/00e/040/264000c.amp

あ...というか消毒機なのですがもしかしたら見つけることができなかっただけで、どこかにあったのかもしれません...。

一利用者としての目線で考えた時、茨木市立中央図書館は本当に利用のしやすいところだなぁと感じました。
自分の住んでる家の近くにこんな図書館があったらと思いましたね。
住む場所を決める上で図書館が近くにあるかないか、そこはどんな図書館か?というのは本当に大事だなと感じます。

子育てされてる方は特に引越しの機会がある場合そこを意識されてもいいかなぁ?と。

それはなぜかといいますと子育て支援や児童向けのサービスに力を入れている図書館というのは非常に多いので(といいますか大前提として現代の図書館は児童サービスに力を入れなければなりません。)、子育てに関する本もたくさんあって勉強することもできますし、お子様向けのイベント、例えば絵本の読み聞かせなんかもやっているのでお子様が本の世界へ足を踏み入れる大きな機会にもなるかと思います。
また自分の子に絵本を読み聞かせてあげるためにその方法を学ぶ機会にもなると思いますしね。

今一部の図書館では図書館を利用している間託児サービスを行なっているところもあるようです。
これは個人的にとてもいい取り組みだと感じています。

あらゆる知識や情報がありますので子どもの時からそうした世界に触れることはきっと将来的にもいいことなのではないかと。

図書館カードを作らなくても図書館を利用するのは自由ですし、資料を借りたい場合は作らなければなりませんが、作らなくても十分楽しめるところです。

また図書館カードを作ったら作ったで必ず本を借りなければいけないわけでもありません。
CDやDVDだけ借りてもいいですし、マンガやラノベだけあるいは自分の好きな雑誌だけを借りるのだって全然オッケーです。
自分の借りたいものを借りたら良いのです。

一図書館員としてはそれらも重要な資料の1つであり、そこからしか得ることのできないものがあると考えています。

図書館レポート〜大阪府茨木市にある茨木市立図書館に行ってきた〜

みなさんこんばんは、ロコ茶と申します。

 

今日は大阪府茨木市にある茨木市立中央図書館に行ってきましたので、そのレポートをしていきたいと思います。

 

阪急の茨木市駅から向かったのですが、そこから30分くらい歩きましてようやく到着。(阪急茨木市駅から図書館行きのバスも出ておりましたが、今回は徒歩で行ってみました。)

 

まぁこんな季節ですんで、歩くのも苦じゃなかったですね。

茨木市立中央図書館まではほんと都会から離れたような街並みをしておりまして、とてもよい環境だなと思いました(茨木市は都会だと思ってた←)。途中オシャレな店や気になる店もあって立ち寄りたくなりました笑

茨木市駅はというとそのような雰囲気とは異なりとても大きかったので、いろいろなお店もあってそれなりに楽しめそうな感じがしました。(帰りがけセリアがあったので無駄遣いしちゃったw)

 

んでんで

肝心の茨木市立図書館はといいますと、外観も素敵で館内も天井が高くとても広々としており(図書館自体も大きいです)、読書をする環境としてはとても素晴らしいところであると感じました。(ちなみに茨木市立図書館は中央図書館も含め6館あるようですので、そちらの図書館はどのような環境にあるのかも気になりますね)

 

天井が高くて広々としている開放感のある雰囲気は息苦しさを感じないですし、とても明るい気持ちで読書に臨めそうだなと個人的にはそう感じました。

 

まぁ中央図書館ですので、茨木市内にある他五館の中で1番大きい館になると思いますし、大きくて広いのは当然かなとも思います。

 

利用者の方が座れる椅子や机もたくさん設置されており、ゆったりと長時間座ることが可能な椅子もあってここで座りながらだったら、何時間でも本を読めるなと思いました。

書架と書架の間も比較的広かったのもよかったですね。

ちなみに今日は連休明けの平日となりますが、利用者はそこそこという感じでしたかね。比率でいうと5/10という感じでしょうか。多すぎず、少なすぎず。恐らく利用者が増えるであろう休みの日にも是非行ってみたいですね。

 

1Fと2Fにフロアがわかれていて、2Fは子ども向けの本が置かれていました。

それとカウンターとは別のところに自動貸出機が設置されており、本の貸出はそこで行えるようでした。(うらやましい機器があるなと思ってしまいました笑)

 

返却はおそらくカウンターでないと出来ないんだと思います。(これはまぁ図書館員の目で本の汚れや破損をチェックするためでしょう)

 

 

図書館にある資料の検索を自分でするためのコンピュータもあり、タッチパネルで操作が可能でした。

タッチパネルの画面が大きいのと、画面の表示もすごく見やすくて検索しやすいのがよかったです。(これは見習って欲しいなぁと思いました。あとかわいかったww)

コンピュータ苦手な方にもすごくわかりやすいんじゃないかと思いました。

 

図書館において館内に置いてある検索用のコンピュータを私はすごく重要な要素の1つだと考えており、画面が大きくて画面の表示も見やすいしわかりやすいのは本当にとてもよいことだと思いました。

(ただしだからといって検索用のコンピュータの利用が増えるとは限らない)

 

書架を見回すと書架の上にあいうえお順に白い案内板がかけられており(ここからここまでは「あ」の棚、ここからここまでは「く」の棚という感じ)、これもここの図書館の良いところだと思いました。

これに関しては一図書館員としての目線なのですが、まず基本的なこととして、ここの図書館はカウンターから一通り書架全体をある程度見渡すことが可能となっておりまして、利用者の方が探してる本の場所がわからない!っていう場合に利用者に案内する際、カウンターにいるスタッフからすれば、とても案内しやすい表示なのではないかと思いました。(また利用者も探しやすいと思う)

例えば、あいうえお順に白い案内板がありますよね?「こ」のところにありますのでそこへ行ってくださいと案内可能

意外となんですけれど、このどの棚にどの本があるのか?を説明するっていうのは平易に説明できるものもありますが、どう案内したらわかりやすいのか?と考えなければいけないものもあり。

そのような場合に「あいうえお」という表示を棚につけることですごく案内がわかりやすくおこなえるようになっていると思いましたし、利用者からも見つけやすいのではないかと感じました。

 

自分たちがうまく案内するスキルを身につけるのも大事だと思いますが、ハードの面で改善できることはしていくべきだと私は感じています。

 

 

他にもいろいろ言いたいことがあるのですが、今日はこの辺にしておきましょうかね。

一図書館員として他の図書館の館内を見てまわるだけでもすごく参考になりました。実際に働いている図書館員さんにも取材できたらな〜なんてすごく思いましたね。

それとやっぱりどうしても図書館員目線で図書館を見てしまうのは少し残念に感じましたし、利用者目線で図書館を見れなくなっているのでそこはすごく障害だなと感じます。図書館は利用者がいてこそ成立する場所ですからね。

 

 

 

茨木市立図書館のHPです

http://www.lib.ibaraki.osaka.jp