とある図書館司書見習いのブログ

図書館情報学や図書館のあれこれについて語る。

図書館員とセクハラ被害

図書館員という職業上、深刻な問題の一つに利用者からのセクハラ被害があります。

 

図書館員は女性の割合が多いからでしょうか。セクハラ被害を受けたという報告や身の危険を感じて怖がる図書館員も結構います。

 

 

図書館員になりたくて入ったのに、まさか利用者からのセクハラで怖い思いをするなんて想像もしてなかったという人は多いのではないかと。

 

中にはそれをきっかけに辞めてしまう人もいますし、とても残念なことだと思います。

 

職場内で起こればこちらも被害にあったと図書館員を守ることはできますが、仕事が終わった後に近寄られることがあったりしたら、なおのこと怖いですよね。

 

万が一館内でそういった被害にあうことがあれば要注意利用者としてマークすることもあります。職員皆で情報共有して被害にあった図書館員を守るのが大事だと思います。

 

もはや図書館の利用が目的というよりセクハラが目的という人もいるのでそういう方は利用者ではないよね、と強く思います。

 

 

私の身近で起きた事例としてよく聞くのが、電話でレファレンス(調査相談)と称して、卑猥なことを調べさせたり、卑猥な言葉を図書館員に言わせようとしたりすることです。

 

また図書館で本を借りるときにあえてその手の本を借りるなど。

 

卑猥な言葉を言わせようとする場合なんかは手口が巧妙だったりする時もあります。

 

 

今、実際に利用者から被害に遭われてる方もいると思います。そういう場合はすぐに周りに報告するのが大事です。1人で抱えてはいけないです。私の図書館でも、とても悲しいことですがセクハラ被害は起きています。

 

直接的な被害の事例はまだ私自身聞いたことはありませんが、いつ図書館員に近づいてきて...と考えると怖いですね。

 

遠くからジロジロ見てきたり、後ろをついてきたりと言った報告もあるので、少しでも不安に感じればバックヤードに逃げてすぐに報告した方がよいです。

 

自分の身を守ることを第一に考えるべきです。